生後8カ月の長女を子育て中のkanaママです!
1歳の保育所入所に向けて、そろそろ進めていきたいのが断乳・卒乳です。
毎日の授乳が大変と思うこともありますが、やっぱり授乳の時間って子どもとの繋がりを感じる大切な時間だと思います。
さみしくもありますが、いつかは授乳を卒業する日が来るものですので、子どもにとってベストな時期で卒乳したいところ。
そこで卒乳について、いろいろ調べてみました。
日本では、保育所入所に向けて1歳前に卒乳をする方が多いのですが・・・
WHO的には、生後半年は完全母乳を、離乳食が始まった後も2歳、またはそれ以降でも母乳を続けることを推奨しています。
日本小児科学会でも、1歳以降も母乳育児を続けるよう明記されています。
1歳以降の子どもにとって、授乳は栄養補給のためというよりは、ママと直に触れ合うスキンシップの意味が大きくなります。
栄養は離乳食で摂れますが、授乳をすることで子どもにわかりやすい形で愛情を注ぐことができます。
大好きだと伝えたり、抱きしめることでも愛情はもちろん注げますが、生まれた時からずっと毎日続けている授乳が一番脳に深く刻まれている安心できる時間であり、愛情を感じる時間でしょう。
そういう意味で、卒乳を1歳までに!というのではなく、授乳期間を1歳以降も続けることが見直されています。
確かに今の授乳回数(1日5回以上)で、2歳まで授乳を続けるのは厳しいものがあります。
保育所に入るならなおさら。通い乳を毎日するなんてかなり難しいでしょう。
しかし、寝る前の授乳や夜間の授乳を残すことで、授乳を続けることは可能です。
夜間の授乳が虫歯の原因になるという話を聞いたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、寝る前の歯磨きをすればその心配はありません。
小児歯科学会は、上の前歯が生えたら、離乳食の後に指に巻いたガーゼや綿棒で歯を清拭し、1歳を過ぎたら食後に歯を適切に磨くことが大切であると記載しています。
夜間の授乳をする場合は、夜寝る前にこの方法でしっかり口の中をキレイにしておけば、虫歯のリスクは問題にならないでしょう。
寝る前に授乳するメリットとしては、寝かしつけがスムーズにいく点が大きいです。
自然に寝てくれるのが一番なんですが、寝る前の授乳は催眠術のように眠りを誘うらしく、スーッと寝てくれるのはありがたい話です。
寝る前や夜間の授乳を続ける方法で行けば、保育所に入るまでに卒乳しなければ!と焦る必要はありません。
1歳近くになり、離乳食が十分に食べれていれば、食後の授乳をなくし、だんだん授乳回数を減らしていきましょう。
ある日突然授乳をストップすると、おっぱいが張って大変なことになりますし、子どもも適応するのが難しいことが考えられます。
徐々に回数を減らし、午前中の授乳をなくして、午後の授乳もなくしていくというステップを踏むといいでしょう。
おっぱいは不思議で、夜だけあげるようにしていると、日中は張らずに夜におっぱいが生産されるようになるんです。
ママのからだは本当に神秘的。
実は母乳育児は、母親自身の健康にとってもメリットが大きいことがわかっています。
そのメリットがこちら↓
・乳癌や卵巣がんなどの悪性腫瘍のリスク低下
・肥満になりにくい(母乳で脂肪分が出ていきます!)
・糖尿病などの生活習慣病のリスクを低下
子どもを育てていくにあたって、まず自分の健康が重要になってきます。
ママの健康は家族の健康に直結しますので、ぜひ母乳育児を続けることをオススメします。
長男も完母で育てたんですが、仕事復帰(当時、会社員)に向けて卒乳を10カ月のときにしてしまい、風邪はよくひくし、寝かしつけに時間はかかるしで散々でした。
なにより、卒乳後あたりから身長・体重が伸びなくなり、現在もおチビちゃんのままだったり・・・
卒乳時期との因果関係はわかりませんが、卒乳をもう少し遅くしていたらなにか違うかったのかもとずっと悔やんでいたりします。
長女の卒乳は、保育所入所までに日中の授乳はなくし、寝る前と夜間の授乳は1歳を越えても残す予定です。
ついでにこの下腹とおしりの脂肪が燃焼してくれれば・・・
人それぞれ、ライフスタイルもさまざまですので、自分ができる方法で卒乳のステップを踏んでいきましょう。
母乳の出が良すぎる方には、AMOMA卒乳ブレンドなど、ハーブティーを使って緩やかに量を少なくしてみるのもオススメですので、ぜひ試してみて下さい。
参照リンク