『マムライフクリエーション』はママの人生を応援します!家事・育児・仕事のバランスをちょうどよくするアイデア満載の記事をお届けします!

経験者が語ります!専門学校の社会人クラスに入るか迷っている人は必読

今の会社や環境に不満がある人、今の自分は本当にやりたいことをしていないと思う人、本当はなりたかった職業をあきらめた人・・・

いろいろな理由で、学校を入り直そうと思っている人は案外多いかもしれません。

私もその1人でした。

看護師としての3年のキャリアを捨てて、畑違いのパタンナーになるために服飾専門学校の社会人クラスに入りました。

社会人クラスってどんな雰囲気か、どんな人が同じクラスになるのか、いろいろ不安なことも多いでしょう。

とくに金銭面がどうなるか心配ですね。

私の経験(服飾専門学校の社会人クラス)をもとに、実際のところを書いてみましたので、ぜひ読んでみて下さい!

専門学校の社会人クラスとは?

専門学校

多くの場合、専門学校に入学する人は、高校卒業後すぐの人です。

社会人クラスは、大学を卒業したり、社会人として仕事をしていた人達が、専門的なことを学ぶために入るクラスになります。

高校卒業したての若々しい感じはあまりなく、ある程度落ち着いた年齢や雰囲気の人が多くなります。

私が入学したころは、24歳で周りも20代が多かったです。

一番若い人は短大出てすぐの21歳、一番年長の人で30代前半でした。

前職もさまざま。看護師、事務、美容師、ショップ店員などで、短大や大学卒業後の子が2分の1~3分の1をしめていました。

社会人クラスは何年制?

社会人クラス

学校や職種によりますが、普通クラスに比べて社会人クラスのほうが短い期間で卒業できるところが多いです。

2年制の社会人クラスにいましたが、普通クラスよりもカリキュラムが密に組まれつつ、必要性が薄い分野は削がれている感じでした。

とにかく授業数が多かったので毎日へとへとで、課題の提出に日々追われていました。

社会人クラスの雰囲気は?

社会人クラス

高校卒業後のクラスよりは落ち着いた感じですが、まだまだワイワイした感じでした。

久々の学生気分で毎日楽しく充実していた記憶があります。

社会人クラスなので、年齢にばらつきがあり、年の近い人同士でグループができていましたが、お互いのグループも仲が良くて居心地がいい環境でした。

課題の量がすごかったので、それをこなすという共通目的があったのも大きいかもしれません。

ある意味、戦友的な雰囲気がありましたね。

社会人クラスと就職状況

履歴書

普通クラスに比べて、学ぶ内容が絞られて期間も短いですが、大手を希望しないのであれば、就職する分にはあまり問題にはならないかと思います。

大手の場合、4年制のクラスから学校推薦で就職試験を受けるということがありました。

オンワードやワールドクラスの企業への就職を希望するなら厳しいかもしれません。

ただ、社会人クラスは、社会人としてのマナーはある程度持っているという点では有利と言えます。

即戦力が欲しい中小企業には人気が高いですね。

就職率も、私が通っていたころは、社会人クラスのほうがよかったぐらいです。

社会人クラスの金銭事情

専門学校 学費

これは家庭環境などによりますが、一人暮らしで親の援助もない人はかなりきついので貯金が必須です。

まず、2年制の社会人クラスの学費や諸費が、2年で200万円ぐらいかかります。

そこに家賃や食費、光熱費が月10万円ちょっとかかるので、2年間でさらに200万円は必要です。

わたしの場合ですが、看護師時代に貯めた貯金がほぼ学費に消え、生活費を看護師パートで稼がないといけなかったので、結構大変な状態でした。

若干、見切り発車で看護師を退職し、服飾専門学校に入学したので。

でも、2年目で奨学生に選ばれ、月2万円もらえたのはありがたかったです。

ある程度余裕を持った学生生活を送るには、400~500万円の貯金があったほうがいいでしょう。

もちろん、実家住まいならその半額で足りるので、環境に合わせて堅実に貯金をしておいたほうがいいですね。

社会人クラスに入ってよかったか

前職を辞めて、まったく違う分野に入ったことを後悔したことは1回もありません。

入学して得たものは、人生を変えてくれるぐらい素敵な出会いとずっと欲しかった知識と技術でした。

社会人クラスの毎日は、それまでの人生で一番充実していました。

あのまま看護師を続けていたら、知らなかった世界です。

もし、今学校に入り直そうか迷っている人がいたら、ぜひその世界に飛び込むことをおすすめします。

ただし、貯金は必須です。

学校を途中で辞めることのないように、夢に向かって貯金しましょう!

学校に通いながらのバイト三昧は苦しすぎてからだを壊しますからね。

夢が夢のまま終わらないよう、前に進みましょう!