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寝不足の原因!妊娠中の股関節痛の対処法

妊娠中にとても困る症状が股関節痛です。

座卓に座ってる状態から立ち上がるとき、浴槽のふちをまたぐとき、車に乗り込むときなど、日常のちょっとした生活動作はもちろん、寝返りのときや咳をしたときにも、この股関節痛に非常に悩まされている妊婦さんも多いでしょう。

私も股関節痛に悩まされました。私に場合、痛み方がなにか引き剥がされるかのような感覚だったので、痛いし怖かったのを覚えています。

同じような思いをしている妊婦さんのためにも、このような股関節痛の痛みを改善するための原因と対処法について調べてみたいと思います!

 

股関節痛の原因

私の場合は股関節痛がひどかったのですが、腰や骨盤周りの痛みは、妊婦さんの約半数が経験しているそうです。

具体的には、腰、恥骨周辺、股関節、背中、仙腸関節(尾てい骨あたり)、おしり、そけい部の順に多く、人によって痛む部位や程度が違ってきます。

原因としていわれているのが、下記の2点です。

1.胎児の成長に伴って、重心やアライメント(骨・関節の配列、骨の並び方のこと)が変化し、体重増加によって負荷がかかる

2.妊娠中、骨盤周りの関節やじん帯が緩くなると、出産時に赤ちゃんが通りやすくなるため、関節やじん帯を緩める働きのあるリラキシンというホルモンが分泌される

 

つまり、妊娠による体型の変化で、からだのバランスが悪くなり、あちこちに負荷がかかって、さらに関節やらじん帯がゆるゆるになるから、関節の周りの筋肉やじん帯がダメージを受けて痛くなるということですね。

なぜ、この引き剥がされるような痛み方をするのか、気になって調べてみました。

その結果、痛みが起こる仕組みがわかりました。

股関節は、簡単に抜けないように、じん帯でぐるぐる巻きになっているらしく、それが妊娠することで緩んだり負荷がかかることで、引っ張られやすい状態になって、痛みが出るということのようです。

 

股関節痛の対処法

股関節痛やその他の関節の痛みの対処法として、下記の3つの方法があります!

骨盤ベルトでしっかり締める

ゆるゆるになった関節を守るために、骨盤ベルトで締めるのが一番痛みを軽減するのに効果的なようです。

歩行時や家事をするときなどはトコちゃんベルトを私は使っていたのですが、これで確かに痛みは軽減しました!

しかし、股関節痛が辛いのが横になって寝返りをうつときだったりするので、就寝時はベルトで締め付けたくはありませんでした。軽く締めてもある程度の伸縮性があり、蒸れない素材のベルトが欲しいと当時は思っていました。

今はいろいろな骨盤ベルトが売られているので、自分の状況にあったベルトを探してくださいね。

同じ姿勢を続けない

座りっぱなし、立ちっぱなしなど、同一体位で長時間いると同じ場所に負荷がかかりダメージが大きくなるので、同じ姿勢は避けることが大切です。

ただ、寝ている時にそれは厳しいですよね。

確かに横向いて寝ている時間が長いと、その分股関節痛がひどくなるので、トイレで目が覚めるたびに悶絶していました。
だからといって寝ている無意識の時に寝返りを頻回にうつなんて不可能です。

ベッドが自動で動いて寝返りを打たせてくれたら・・・と思っていました。

適度な運動

適度に動かすことで、筋肉の緊張をほぐして血流を良くし、痛みの原因になる疲労物質が貯まらないようにすることができます。

マッサージや入浴も同じ効果があります。

気分転換に近所を散歩するのもいいかもしれませんね。

 

まとめ

この股関節のはがされるような痛みの原因が、じん帯がゆるんで引っ張られていることだとわかりました。

寝ているときにも締められる自分に合った骨盤ベルトを使い、適度な運動をすることが改善への一歩のようですね。

股関節痛にお悩みの妊婦さんは、お試しください!

参照リンク
京都大学 妊娠に伴う腰背部から骨盤周囲の疼痛の実態調査

妊婦の股関節痛や腰痛の原因は?歩けなくなる前に改善を!

妊産褥婦における骨盤支持の目的と方法および効用に関する文献検討